ご存知でしょうか 日本とタタールスタンとの協力に関する興味深い10の事実
ご存知でしょうか
日本とタタールスタンとの協力に関する興味深い10の事実
1. 日本とタタールスタンとの関係は、日本の安倍総理大臣からロシアのウラジーミル・プーチン大統領に披露された「協力プラン」に基づいて発展しています。「協力プラン」は8つの項目からなっています。その中には、医療水準の引き上げ、快適で清潔な都市環境作り、日露中小企業の協力の拡大、石油・ガスなどのエネルギー開発や生産能力の拡充、ロシア産業の多様化、空港・港の建設、先端技術協力、多層にわたる人的交流などが含まれています
2. 「力を合わせて、この世界が改善できると確信しています」と、京都(関西地域)で開催された「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」(STSフォーラム)の場で安倍総理大臣が述べました。上記の発言は、タタールスタンの首長ルスタム・ミンニハノフが毎回参加するこのフォーラムだけでなく、日本とタタールスタンとの協力のスローガンでもあります。タタールスタン共和国は、毎年行われる「タタールスタン・日本」ビジネスフォーラムを主催します。両国の政府機関や大手企業などの代表者が参加した上記のフォーラムは、2017年に東京で、2018年に石川県金沢市で開催されました
3. 日本とタタールスタンの協力の下、多数の共同プロジェクトが成功してきました。例えば、タタールスタンの首長ルスタム・ミンニハノフと横河電機の代表取締役社長西島剛志は、共和国と企業との間のPOI文書に署名しました。三菱重工業と双日は、「アンモニウム」工場におけるハイテク製造の建設に参加しました。三井と東洋エンジニアリングはTAIFグループ企業と、タタールスタンのIT企業ICL KPO VSは日本の富士通と協力しています。また、パナソニックはカザンの夏季ユニバーシアードのパートナーとなりました。野村総合研究所は「タタールスタンの社会経済発展の戦略 2030」の開発に協力しました
4. タタールスタンとの協力は、日本の投資家にロシアのヨーロッパ部への道を開くものです。共和国において様々な分野の日本企業が活動に取り組んでいます。有限責任会社飯田産業ロシアは、日本の技術を生かして低層建築物の建設に取り組んでいます。有限責任会社ソラミツ・ラボ(タタールスタンにあるロシア初のIT都市インノポリスの一部である「インノポリス」経済特区の入居企業)は、Hyperledger Irohaというオープンソースコードのブロックチェーンシステムを開発しています。日独企業Mitsubishi Fuso Trucks & Bus Corporationは、公共株式会社KAMAZとの協力でMitsubishi Fusoの小型トラックを生産しています
5. 日本とタタールスタンの共同プロジェクトを実施するための展望のある分野の一つは科学です。2018年秋、タタールスタンの首長ルスタム・ミンニハノフを団長とした代表団が石川県を訪問した際、カザン連邦大学(ロシア)と金沢大学(日本)の代表者は協力に関する文書に署名しました。その中で、ダブルディグリー、学生又は科学者の交流及び、がん研究に関する覚書を締結しました。日本の最も有名な研究所の一つである理研とカザン連邦大学は、日露科学組合が機能できるような環境を整備しました。2019年に、交流プログラムに日本からの学生が100人、タタールスタンの学生が70人参加しました。ノーベル賞を受賞された理研の元理事長野依良治氏は、カザン連邦大学の国際学会の一員であり、カザン大学の名誉博士でもあります。理研とカザンのハイテック企業Eidosは、核磁気共鳴画像法をベースにした手術シミュレーターを共同で開発しています
6. タタールスタンは技術的なイノベーションを大切にしています。共和国は、毎年スヴェルドロフスク州のエカテリンブルグ市で行われるイノプロム産業総合博覧会において成果を紹介しています。タタールスタンが以前から実り多い関係を維持している日本貿易振興機構(JETRO)は、2年間にわたりプロジェクトの共同主催者の役割を果たしています
7. タタールスタンは、アジア太平洋地域のパートナーとの協力のポテンシャルを高評しています。ルスタム・ミンニハノフを団長とするタタールスタンの代表団は毎年、東洋経済フォーラムや「タタールスタン・日本」ビジネスフォーラムを訪れています。フォーラムにおいてタタールスタンの投資の可能性を、タタールスタン共和国の投資開発局長タリヤ・ミヌーリナが紹介します
8. タタールスタンでは、パートナーの最良の経験や活動を取り入れています。生産、作業過程の持続な改善という概念は、日本産業や経営の成功の基になっています。2018年に、日露政府によって決定された「ロシア企業の生産性診断」プログラムの枠内で、ロシアNIS貿易会(ROTOBO)の代表者は、タタールスタンの関係者と「カイゼン」の秘密を共有しました
9. タタールスタンの首都であるカザン市は、国際関係を強化させるイベントの会場となります。2016年には、ここで、タタールスタン共和国の首長ルスタム・ミンニハノフと駐ロシア日本国特命全権大使上月豊久の参加のもと、ロシア経済近代化に関する日露経済諮問会議が開催されました。日露交流年として発表された2018年に、タタールスタンにおいて日本文化の日を開催しました。お祝いの賓客は、駐ロシア日本国特命全権大使上月豊久と大使のご婦人でした
10. また、2018年のサッカーワルドカップの際、日本代表チームの試合はモルドヴィア共和国で開催され、大会中のキャンプ地としてカザンを選択しました。日本代表チームの応援のため、皇族の高円宮妃久子殿下がタタールスタンの首都にいらっしゃいました。それは歴史的な訪問となり、日本の皇族がロシアを訪れたのは100年ぶりのことでした。高円宮妃久子殿下は日本サッカー協会の総裁でもあり、チームの練習を観て、チームとの写真撮影にも参加されました。また、カザンのクレムリン、タタールスタン共和国の博物館などカザンの名所を見学されました。賓客の皆さまにタタールスタン訪問にご満足いただけました